カラダの「酸化」と「還元」②


いまの自分の健康状態がどんな具合なのかが、唾液の酸化と還元のレベルをチェックすることでわかります。ORP(酸化還元電位)は、水素イオンを含む元素や化合物の酸化力・還元力を測る指標で、プラスの高い電位は酸化状態、マイナス方向の電位は還元状態を表します。

体の酸化度の高さは、炎症、疲弊、過労、ストレス、老化要因の多さと比例し、還元が優位なほど、体調は良好です。

 

当クリニックでは、「唾液・酸化還元確認計」で口腔内の唾液をチェックしています。唾液・酸化還元電位値測定をおこなうことによって、体の「酸化・還元状態」を予測し、食事療法による治療効果がどれくらいになっているか、日常的にチェックできるひとつの指針にしているわけです。

 

血液の30分後の体液が唾液になるわけですが、「唾液・酸化還元確認計」においてマイナス50~100レベルをいつもキープできていれば、現在様々な病気中でも、病状をさらに悪化させない、もしくは病状改善の目安になります。

 

現在、健康もしくは未病状態にある人でしたら、病気にならず健康を保つことができます。そのためには口腔内をいつも清浄な状態に保っておくことがだいじで、唾液の酸化還元電位が常にマイナスの値を保つようにするには、できるだけストレスを軽くすること、そして先にも述べたように抗酸化力のすぐれた「高品質野菜」中心の食事は欠かせません。

 

病気を発症させる要因のうち、外部要因の把握として、「潜在感染」の有無を調べることはとても重要ですが、腸内フローラが理想的な人は唾液の酸化還元値が理想的なマイナス50~100レベル、「超健康」のあたりをいつもキープできています。

 

もうひとつの指針は、体の状態を結果として顕わしている尿です。

尿のpHも体がアルカリ化する食事を摂ることにより体内の過剰な酸性物質が減ずることで酸性尿からpH7.0以上の良い状態をキープできます。

私たちは、希少なキノコ「ハナビラタケ」から

サイレントエストロゲン」という新しいカテゴリーの

細胞活性を発見しました